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金沢音楽制作

金沢音楽制作では、楽曲・楽譜の制作と、作曲や写譜などレッスンを行っています。

卒業要件と注意点

芸通の卒業要件とその注意点について紹介します。芸通では、卒業要件を満たすと強制的に卒業になります。もし、学習途中の科目があったとしてもです。卒業が射程範囲に入ると(4年次?)、大学事務から卒業希望に関する質問書類が届きますが、返信しなくても要件を満たしていれば卒業になるようです。

要件を満たすと強制的に卒業

卒業は3つの要件が満たされているかで判定されます。まず、4年次以上であることです。つぎに、単位数が124以上あることです。そして、必須科目を修めていることです。

卒業要件単位数(1年次入学・音楽)
総合教育科目 共通教育科目 専門教育科目 合計
20単位 32単位 72単位 124単位
5〜8科目 8科目 22科目 35〜38科目

必修科目については、専門以外にも共通の2年次の「アートプランニング」と3年次の「アートマネジメント」があります(厳密には、美術・デザイン・写真・音楽学科が必修です)。

卒業の注意点

卒業要件を満たすと自動的に卒業します。普通はそれで問題ありませんが、状況によっては困る場合も出てきます。

1つは、資格課程の学習が中途であっても卒業してしまうことです。一応、資格課程で履修中の科目を科目等に移行することができますが、改めて登録料が必要です(資格課程引き継ぎの罠)。教職課程の学習が半端だったり複数の資格課程を履修している場合は、後述するように意図的に卒業を遅らす方法もあります。

もう1つは、卒業すると学習支援システムにログインできなくなることです。つまり、学習指導書や成績表のpdf、レポートの添削やコメントがダウンロードできなくなります。タイミング的には、卒業判定が出ると成績表が見れなくなり、4月、10月に入るとログインできなくなります。

したがって、卒業前に学習指導書や補助教材、成績表をダウンロードしておくことをおすすめします。Web教材は全選択の印刷でpdf保存できますし、音源はDAWで録音してもいいと思います。また、コメントはスクリプトを使って取得します(評価コメントを取得する方法)。

意図しない卒業を防ぐ

事情で卒業を伸ばしたいことがあります。たとえば、卒業要件は満たしそうだけど、教職課程の学習が半端だったり複数の資格課程を履修している場合は、卒業を半期伸ばすことも考えるでしょう。資格に関しては、ある程度単位を取得したら、卒業して科目等に切り替えた方が絶対に安くなります。

卒業を防ぐ方法として、必修科目の一部を提出しない方法があります。筆者の場合だと「音楽データベース2」の最終課題がそれでした。「音楽データベース2」の最終課題は、第1課題あるいは第2課題を題材として、Webサーバーにドキュメンテーションしたものをレポートとして詳述します。また、ドキュメンテーション自体はスクーリング中にある程度終わっていると思います。

ぼくが卒業を意図的に伸ばしていた理由は、資格課程が溜まっていたのと、単純に勉強がしたかったからです。しかし、早く卒業して他の学部に入り直したり、他大学に入ったりした方がよかったな、と強く感じています。

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