^261）うらがムラの選挙げんて

4月9日深夜、石川県議員選挙の結果が出た。それぞれの議席は、自公30、立憲2、参政1、共産1、社民1、無所属6、だった。

4月10日付けの北國新聞に、「自民30議席確保」と誉れ高い見出しがついていた。しかし、投票率が上昇したこと、自民が2議席減ったこと（ただし、前回も最初は30議席）、馳派の新人が全敗したこと、珠洲市鳳珠郡・輪島市・羽咋郡北部・羽咋郡南部では、自民の勝利が僅差だったこと、これらを踏まえると少しは希望がもっていいのかも知れない。

しかし、金沢市選挙区のトップ当選が田中美絵子（無・新）で13,108票、2位が長田哲也（自・現）で9,970票って、どうにかならないものだろうか。田中美絵子は維新的なネトウヨ観がにじみ出てて支持者層が全く分からないし、長田は前回の14,616票よりかなり落としたが（時間の問題か）、それでも金原博の地盤を引き継いだだけでこの票数である。

石川県は保守王国などと呼ばれているが、明らかなスタグフレーションや統一教会の問題もあってその牙城は意外と脆くなっているのかも知れない。

話は変わるが、「消去法で自民しかないんスよねぇ〜」って、リアルで言ってるやつと初めて出会った。話してみて分かったのは、政治に限らず多くの話題で知識があやふやかつ言い訳ばかりしていることだ。

2023-04-10