254)助成金はやっぱり大変
小規模事業者持続化補助金(第6回)の事業がようやく終わった。事業の申請から入金まで、ほぼ1年かかってしまった。事業に時間がかかった理由は、全部自分でやろうとしたからだ。外注費や委託費をもっと活用すべきだったと、強く後悔している。次があれば活かしたい。
さて、今回はJGrantsというデジタル庁が作ったWebサービスを利用されられた。ここまで微妙なものを令和の時代によくぞ作り上げた、というのが率直な感想だ。入力フォームを用意しておきながら、ワードやエクセルなどのファイルを添付させられる。ただ、サポートが丁寧だったことは言っておきたい。
話が変わるが、文化庁がやっている補助金事業の「ARTS for the future! 2(AFF2)」と時期が重なったので、そちらの情報も色々と入ってきた。
AFF2は、動かす金や人がとにかく大きい。たとえば、最も額が少ない区分(1回当たりの従事人員規模が50人未満)でも補助額上限が600万円(!)である。こんな額を上手く使いこなすためには、入念な計画だけではなく、優れた経理能力も求められる。もし不交付になったら、と想像すると夜も眠れない。
まあ文化庁は、業者じゃなくてもう少し作家に寄り添うべきだね。
2023-02-24