224)サウンドハウスでカードが失敗する場合
サウンドハウスでクレジットカード(以下、カード)決済が失敗する場合の対処法。
結論から言うと、カード会社に電話して「目に見えないセキュリティ」を解除してもらう。また、簡単な対処として、PayPal支払いにするか別のカードで試す方法がある。体感的に、JCB(ゆうちょ)は通りやすく、Mastercard(Amazon)は不安定、そしてVISA(北國銀行)は絶望的な印象がある。今回は、VISAで決済した。
さて、サウンドハウスの注文でカード払いを選択し「ご注文内容の確認」ページの「注文を確定する」をクリックすると「クレジットカードの処理が実行できませんでした。」と表示されて購入できないことが多々ある(Twitterで検索すると同じ現象の人が見つかる)。
エラーになる過程は2種類ある。一つは、3Dセキュアのサイトにリダイレクトされ、正しいパスワードを入力したにも係わらずエラーが表示されるもの。もう一つは、3Dセキュアのサイトへのリダイレクトされるが途中で差し戻されてエラーが表示されるものだ(どちらになるかはタイミングによって違う気がする)。
サウンドハウスに問い合わせると、次のようなメールが返ってきた。
なるほど、カード会社側の問題のようだ。早速、カード裏面に書かれたサポートに電話して、カードが利用できないサイトと金額を伝え調査してもらった。結果は、セキュリティが働いてしまって決済ができてないとのこと。つまり、不正利用と判断されてしまったらしい。
というわけで、電話越しにセキュリティを解除してもらい、再び購入を試みるも3Dセキュアのサイトにすら進まなかった。サポートにその旨を伝えると、「目に見えないセキュリティ」が掛かっているのかも、と言われた。「目に見えないセキュティ」とは、おそらくサポートからアクセスできないより上位のセキュリティのことだろう。
仕方がないので、「目に見えないセキュリティ」の解除を申請し、再び「注文を確定する」をクリックする。すると、3Dセキュアのページにリダイレクトされ、パスワードを入力する。画面には「THANK YOU! ご利用ありがとうございます。」と表示された。やっと購入できた。
「目に見えないセキュティ」を解除する注意点として、解除中は一切の保証がなくなることがあげられる(サイトのドメインは確認していると思いたい)。利用者を守るために導入された3Dセキュアは、皮肉にも利用者を危機状況に追いやっていることになる。3Dセキュアは、利用者、事業者、カード会社いずれも損をしているのではないか。
2022-07-04