225)氷見に行ってきた
氷見市潮風ギャラリーで展示されている「藤子不二雄Aアートコレクション」を見るために富山県に行ってきた。当日の午前は仕事だったので、午後から友人に迎えに来てもらい氷見に向かった。急に決めた話だったので時間が心配だったが、氷見は金沢から下道で1時間強で行ける距離らしく安心した。
氷見についてまず目に入ってきたのが「喪黒福造のスマイルベンチ」だ。二人がけのベンチの片側に喪黒が腰掛けていて、その横で一緒に座れるようになっている。商店街の空き地の一歩引いたところに等身大(?)の喪黒が突然現れるので、かなりインパクトがある。他にも、川に架けられ正時ごとに音声付きの寸劇が鑑賞できる「忍者ハットリくんのカラクリ時計」や猿の等身大オブジェがある「プロゴルファー猿ポケットパーク」などがあり、町全体を使って藤子Aを押していた。ちなみに『魔太郎がくる』は全く押されてなかった(当然か)。
商店街を歩いていくと目的地の氷見市潮風ギャラリーに着いた。想像よりもコンパクトな作りだが、入館料は200円とかなり安い。1階には、藤子Aの歴史を辿るように原画や複製原画が配置され、最奥にはトキワ荘で借りていた部屋の再現もあった。初期の頃の作品は全然知らないけど、その数に圧倒された。2階は藤子Aに係る漫画コーナーとスクリーンに自身がデジタル加工されて投影されるコーナーなどがあった。SNSに投稿されることを前提にしたような作りだ。最後に、物販コーナーでアトリエに飾る喪黒のポストカードを買ってギャラリーを後にした。
一通り散策したところでまだ昼ごはんを食べていなかったことに気がついた。地図を見ると、近くに「ひみ番屋街」という道の駅があった。行ってみると温泉も併設された大きな道の駅で、いくつかに分割された建物に飲食店や土産物屋が入っている。適当にぶらぶらした後、レストランに入り氷見うどんを食べた(写真はてんぷらだが)。
その後、デザートに「ひみぷりん」というおいしいプリン屋さんで氷プリンと塩プリンを食べて足湯に向かった。足湯は小さな丘の上にあり、氷見の海が一望できるようになっている。ちなみにお湯はめちゃくちゃ熱い。
この日は曇りと予報されていたがいい天気になった。
2022-07-18
今回、実験的に写真を載せてみた。写真は長辺を800pxに設定して圧縮したものだ。当ブログは軽量であることを意識しているので、テキストのみの表現にこだわってきた。しかし、情報を伝える上で図版の効果も無視できない。今後は軽量であるべき、という思想を保った上で図版も適宜載せていきたい。たとえば、サムネイルを表示させて、それをクリックあるいはタップすると画像がポップするような形を考えている。