20)html5に整理した話
ホームページを整理しました。というよりも「大改修」です。視覚に表れた変化として、背景色をより白く、リンク色をWikipedia風に、リストのデコレーション(●)を表示、フォントを明朝体に、フォントサイズを大きくし一列40字程度に(PC表示のみ)、などがあります。
なぜ大改修かといえば、視覚に表れない変更点が多岐にわたって存在したからです。htmlの採点サイトで検証したところ、このホームページはhtml5に準拠した記述ではなく、html4やxhtmlなどの構文が混ざったものでした。そこで、これらをW3Cが勧告するhtml5の記述と参照しながら修正しました(ほぼ作り直し)。
さて、htmlはマークアップ言語と呼ばれるコンピュータ言語です。htmlはWebがメインという性質上、頻繁に仕様変更が行われています(現在は html5.3)。この仕様変更に関していえば、Cやjavaといったプログラミング言語と比較しても覚えるのが大変だと思います。というのもC言語であれば、「C89/C90」などの古い仕様から、「C11」といった新しい仕様に変わっても、機能が追加されるだけで、関数が削除される事はほぼありません。しかしhtmlは、機能が大量に追加されると同時に大量に廃止されてしまうのです。その結果、htmlを構成する構文そのものが大きく変化する場合もあります。
html5の特徴の一つとして、<header><nav><main><article><section><footer>といったタグを使い、アウトラインを作る(構造化)というものがあります。htmlの構造化は現状ではあまりメリットはなく、将来的に役立つものらしいです。個人的には、ソースコードがかなりスッキリしたので、そりなりのメリットはありました。
2018-02-18