289)32bitセンセーション
『16bitセンセーション』というアニメを見ている。PC-9801といった古いコンピュータが登場する作品だとのことで期待したが、そこに映っていたのはintel i386が搭載された32bitのPC-9801だった。というか16bitのパソコンって意外と少なくて、名機と言われている機種の大半は、8bitか32bitの印象がある。
ネットで見かけた意見の一つに、PC98は32bit機だがアプリケーションは16bitで書かれいることが多いために「16bit」を全面に出した、というもがあった。なるほど、確かにこのような表現は珍しくない。たとえば、次世代機といった未来的なものの場合は、ソフトが16bitで書かれていても32/64bit機とアピールするし、チップチューンといった古風な場合も、サウンドチップが16bitにも拘わらず8bitサウンドとアピールしている。
しかし、80〜90年代は本当にいいパソコンゲームが沢山あるのに、美少女ゲームばかり取り上げるのはどうにかならないものか、と思う。調べてみると、元々は同人誌の漫画で、2020年には商業から『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』というタイトルで発売していたようだ。つまり、主題は美少女ゲームであって、古いコンピュータは副次的な要素でしかなかった訳だ。
追記(2023-11-27):8話にしてやっと自分が求める話に近づいてきた、気がする。
追記(2023-12-12):歴史修正したいオタクの妄想アニメ。というか何を伝えたいのか全く分からない作品。
2023-11-20