環状木柱列の中心から
真脇遺跡は縄文時代の集落の遺跡です。その遺跡で一際目立つのが、広場の中心にポツンとある巨大な環状木柱列です。環状木柱列とは、巨大な柱が円形に線対称(左右対称)で配置された空間です。なんのために作られたのか、はっきりと分かっていません。しかし、その大きさには圧倒されます。
環状木柱列の中央にマイクを設置して録音しました。なんとなく分かっていましたが、これといって特徴的な音は録れませんでした。しかし、草を刈る音や何かを打ち付けるような建築音は、縄文時代にも聞かれた音かも知れません。この録音を通して、フィールド・レコーディングの思想に少しだけ触れれた気がします。
日時 | 天候 | 機材 | 録音方式 |
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2023-03-03 | 晴 | SAMREC Type2700Pro | バイノーラル |
更新情報
- 作成日:2023-07-10