謎の扉の向こう側
浅野川に掛かる応化橋から東金沢駅の方に進んだところに、中央部が丁字路になっている珍しい地下道があります。県のサイトで確認したところ、浅野町交差地下道という名称でした。さて、この地下道には、謎の扉が2つあります。どちらの扉も施錠されているので、扉の隙間にハンディーレコーダーを近づけてみました。
謎の扉1
丁字路の角にある錆びて茶色になった扉です。中からは、水が滴る音がします。響きから、かなり水が溜まっているようで、水位もそれなりにありそうです。
扉は錆で大きな穴が空き朽ち始めています。懐中電灯で穴から中を覗くこともできましたが、しませんでした。
謎の扉2
ホームセンタームサシ側出口の角にある梯子がついた扉です。水量があり水流も速いことが分かります。暗渠になった地下用水のように感じます。茶色の扉よりも高い位置にあります。
定期的に聞こえる「カタッカタッ」という音は、車がグレーチングの上を通過した音だと思います。13秒あたりで聞こえる「ガタンッ」という大きな音の正体は謎です。
石川県の道路冠水危険想定箇所を調べてみると、冠水対策の排水ポンプが設置されているようです。扉の足元、側溝面には格子があります。地下道が冠水しないよう、大量の水を流し込めるように作られています。なお、丁字路うち1つの通路は、JR西日本金沢総合車両所運用検修センターに繋がっています。
日時 | 天候 | 機材 | 録音方式 |
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2023-02-17 | 晴 | DR-40X | AB |
更新情報
- 作成日:2023-02-20