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金沢音楽制作

金沢音楽制作では、楽曲・楽譜の制作と、作曲や写譜などレッスンを行っています。

78年、平和の波音

広島が被爆してから78年目の8月6日今日、近江町いちば館広場に風鈴とレトロなメロディー、そして「声」が響きます。

【梅鉢架道橋を元菊側から】

新日本婦人の会と原水爆禁止日本協議会によって、『ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間』という被爆の凄惨な実態を伝える30枚組のパネルが展示されました。

椅子に座って休む観光客、パネルを見つめる人、話しを聞く人、核兵器禁止条約に参加させる要望書に署名にする人、ここにいる全員が同じ音を聞いています。

いちば館に響く風鈴の音色

ちなみに、スピーカーから流れていた曲は、行進の時に流す音楽のようです。行進曲風の曲ではないので、当時の流行歌だと思います。歌詞を口ずさんでいる方もいました。

音楽はメドレーになっている

2023年現在、石川県にいる被爆者はもう51人しかおらずまた動けるものも少ない、と仰っていたのが印象的でした。

日時 天候 機材 録音方式
2023-08-06 DR-40X AB

パネルの最後は、「17才のあなたへ」という文章で締められています。

藤平 典「孫娘への手紙」から

もうすぐ傘寿(80歳)になる私が被爆者運動を続けているのは、「ふたたび被爆者をつくるな」という願いからです。あなたを含め世界のすべての人々に、あの〝地獄〟に遭わせたくないから、あの悪魔の兵器がある限り、私は目を閉じられないのです。

青春を大切にしてください。あなたたちの未来はあなたたち自身のものです。あなたたちが自ら考え、自ら歩んで、自らの手で〝平和と未来〟をつかみ取ってください。それが〝地獄〟から生き残った私の願いです。

更新情報

  • 作成日:2023-08-06