カラースキームの確認
カラースキームはexコマンドから確認できます。
以下が、vimにプリセットされたカラースキームの一覧です。このうち、「+」をつけたものは端末の背景を継承(透過)します。exコマンドでカラースキームを設定した場合、vimが終了すると元に戻るので、恒久的な反映には設定が必要です。
:colorscheme <TAB>
blue deakblue defapret+ delek+ desert+ elflord+
evening industry koehler+ morning murphy pablo+
peachpuff+ ron+ shine slate+ torte zellner+
プリセットの一覧
透過があるものは、ソリッドカラーと透過の両方を示します。透過率は70%位です。
blue
darkblue
default
delek
desert
elflord
evening
industry
koehler
morning
murphy
pablo
peachpuff
ron
shine
slate
torte
zellner
カラースキームの設定と追加
スラースキームを設定する
~/.vimrc
にに次の命令を記述します。Neovimなら、~/.config/nvim/init.vim
に記述します。
$ vi ~/.vimrc
colorscheme torte
新しいカラースキームを追加する
GitHubのようなサイトからカラースキーム(例ではmolokai)をダウンロードして、追加することができます。
保存して展開したファイル(hogecolor.vim
)を、vimなら~/.vim/colors/
に、Neovimなら~/.config/nvim/colors/
に移動します。あとは先述のとおり設定します。
$ ls -l ~/Download/molokai-master
total 12
drwx------ 2 user user 4096 Nov 11 2015 colors
-rw-rw-r-- 1 user user 1172 Nov 11 2015 LICENSE.md
-rw-rw-r-- 1 user user 1160 Nov 11 2015 README.md
$ cp -r ~/Download/molokai/colors/ ~/.config/nvim/
背景を強制的に透過する
透過でないカラースキームを強制的に透過にすることができます。次の命令を、.vimrc
のcolorscheme
以降に記述します。
colorscheme torte
highlight Normal ctermbg=none
highlight NonText ctermbg=none
highlight LineNr ctermbg=none
highlight Folded ctermbg=none
highlight EndOfBuffer ctermbg=none
他のVimと設定を共有する
筆者がそうですが、通常のvimとNeovimの両方を使っている場合、設定ファイルが分離しているといろいろと面倒くさいと思います。そこで、シンボリックリンクを作って解決します。Neovimをメインで使っているので、init.vim
を実態に.vimrc
をシンボリックリンクにしています。
$ ln -s ~/.config/nvim/init.vim ~/.vimrc
更新情報
- 作成日:2019-xx-xx
- 更新日:2022-04-30