238)長時間撮影用のカメラ選び
簡単な撮影の仕事を頼まれることがある。そんな時はGoProとiPhoneの2台を使って撮影している。ただし、講演会といった長時間撮影の場合は、iPhoneをメインで使うことになる。というのも、GoProは熱くなりすぎていつシャットダウンするか分からないからだ。ただし、iPhoneも完璧というわけではなく、長時間録画の成否はストレージの容量に強く依存しているし、ステージが遠い場合は使えない。
というわけで、安心して長時間撮影できるカメラを1つ持っておこうと思い、調べてみると2つのことが分かった。1つは、長時間撮影できるカメラはビデオカメラ、いわゆるハンディカムだけであること。もう1つは、一眼やコンデジは発熱の影響があって長くても40分、短ければ20分程度しか録画できないことである。ここでいう長時間撮影とは、ワンカットが1時間に及ぶような講演会や演奏会を指している。
YouTuberは、一眼や一眼と同等のセンサーを積んだ高級コンデジを使っているらしい。個人的にも写真や動画が撮れて、さらに可搬性にも優れている高級コンデジが欲しかったが、仕事で使うことを考えるとやはり厳しそうだ。YouTuberは、短い動画を切り貼りして編集するから、ワンカットが長い必要がないのだろう。
しかし、カメラは買い時が全く分からない。製品サイクルがそこそこ長いのと、スペックが頭打ちなのか明確な性能差が無いからだ。逆に言えば、いつ買ってもそこまで問題がないのかも知れない。さらに言うと、民生用のビデオカメラはすでにSONY、Panasonic、JVCケンウッドの3社からしか発売されていないようである。
2022-10-24