156)思ったこと色々と
「科学を振りかざす」
科学(的)とは何か、この認識を飛ばしてあーだこーだと議論することこそが科学的な姿である。義務教育で科学的思考は身につくものだ、という科学的な意見もあった。なるほど、たとえば、ダーウィンの進化論は科学的だろうか。
「昭和のエクリチュール」
野田聖子なんかを見てると、いまの政府で女性が活躍するためには、昭和のおじさんのような振る舞いが要請されるのだろう。あるいは、そのような人材しか残れないのか。いずれにせよ、JOCは何が問題なのかを全く理解できていない。
「吉田秋生は漫画を読む」
吉田秋生のWikipedia(2009年10月20日)に「漫画を読まない漫画家としても知られる。」と書いてあったことを思い出した。しかし、この文言は、2010年2月17日の更新で削除されていた。実際ところはどうだろうと思い、吉田秋生の対談集が付いている『吉田秋生―夜明け―』(小学館、2012年)をめくってみた。すると、小学生のころ手塚治虫の『バンパイヤ』の岩根山ルリ子をよく書いていた、というエピソードがあった(6頁)。なんだ読んでるじゃん。まあ、漫画をあまり読んでいない、はありえるかも知れないが、漫画を読まない、はちょっと違う。
「ぼくはあまり音楽を聞かない」
音楽をあまり聞かずに生きてきたことに気がついた。つい先日まで、《YOASOBI - 夜に駆ける》を米津玄師って人の曲だと思っていたほどだ。じゃあクラシックは聞いてるのか、と問われれば、一部を除いて殆ど知らない。ベートーヴェンですら交響曲とピアノ・ソナタ数曲を除いてほか知らない。その代わりに、バッハの『音楽の捧げもの』だけは好きでよく聞いていた。
2021-02-27