^45）文房具へのこだわり（2）

手帳は、表紙が牛皮で作られたものを愛用しています。東急ハンズで4000円（！）で買ったこの手帳は革の表紙のみが本体で、A4の短辺W*W/2の大きさ（展開すると正方形）のノートを別途用意して、表紙に挟み紐で固定して使います。要するに、ちょっと大きいし、ノートは不安定だし、革は擦れて色移りする、そのくせ高い。お世辞にも使いやすいとは言いづらい手帳です。

この手帳の魅力は、中身を自分の好みにカスタマイズできる点です。例えば、小さなクリアファイルやポケットをつけたり、複数の種類のノートを混在させたりできます。ちなみに、ノートはA4コピー用紙や既存のノートを加工して作れるのでランニングコストは安いと思います。つまり、使えば使うほど自分だけの手帳になっていきます。

僕は万年筆もそうですが、ちょっと手がかかるけど、一定の楽しさを享受できるものに愛着が湧くようです。このテキストを書いている激安ノートパソコン（Linux + Vim）にも愛着が湧いてきて、最近ではMacbookよりも好きになっています。そこそこにアナクロニックなのかも知れません。

2018-10-14